少し早い夏休みをいただいて、南アルプス南部へ。

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二十年近く前に、やり残した、アレを果たすため、椹島へと向かうのであった。


中央道、東名、新東名をひた走り、お昼過ぎに畑薙第一ダム下の、臨時駐車場に到着。

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車の向こうに見えるのが、東海フォレストの送迎バス乗り場。
支度を整え、食材と酒をザックに詰めたら、送迎バス乗り場で登山計画書を出し、バス待ちの列に。

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残念ながら、最初のバスには乗り切れず、ザックをイスにして読書など。

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今回、持参した本は、ハーバードの人生を変える授業(2)  
この本が、この山行を通じて、いかに心に刺さることになったかは、また後日のくだりで。

次のバスに乗り込み、ザックを膝の上にのせて、その重さに我慢しながら、林道を揺られること1時間。
椹島のテント場に、20年ぶりくらいに到着だ。

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テント場の横にある、レストハウス。
16時からは生ビールも売っているらしい。

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テント場のある場所は気持ちのいい広大な広場で、反対側にはベンチとテーブルも多数あり、山めしにはうってつけだ。

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さっそく食材と冷えたビールをもってテーブルを借り、山めしとビール三昧。

2品目を作っていい気分でビールを飲んでいたら、ポツリポツリと冷たいものが空から落ちてきて、やがて本降りに。。。

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だが、この椹島のテント場には、自炊小屋があり、立派なテーブルが3つと、水道もあって、至れり尽くせりなのだ。

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雨の椹島の景色を眺めつつ、3品目の山めし。

今回の南アルプスの縦走は、二十年ほど前にやり残した聖岳、赤石岳に登ること、そして、あの山小屋ごはんを食べるリベンジ山行なのだ。

明日からの縦走に備え、準備も万端。
しっかり腹ごしらえもできて、あとは寝るのみ。

しかし、この時は、この南アルプス縦走が、これまでの自分の山行観を変えるような山歩きになるとは、思ってもみなかったのであった。
その話は、おいおい。

(つづく)