燕岳のテント場でぐっすりと眠ったら、夜明け前。

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さて、この天気だし、ご来光も期待できそうだ。


日の出30分前くらいからテントを這い出し、燕山荘のテラスへ。

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風は冷たいが、だんだんと紅く染まる富士山まで見渡せる空に心は躍る。

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燕山荘の中も、みんな起きだして、そぞろに夜明シーンを求めて小屋から人がでてきた。

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山荘の裏手にある展望台で、御来光。

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振り返れば、槍ヶ岳がピンク色に染まる。

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燕山荘も、テント場も、夜明の光に包まれ、

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燕岳も美しいことこの上ない。

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何度見ても飽きない、山の朝。

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清々しいこの光景に満足し、テントで朝めし。
昨夜の、牛肉と玉ねぎの赤ワイン煮こみに、デミグラスソースを足してリゾットなど。

さて、満腹になったところで、燕岳を往復する。
サクッと稜線を歩き、

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燕岳の最後の登りに。

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ものの15分で、燕岳山頂到着。

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槍ヶ岳も、

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剣岳も、

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安曇野の雲海も。

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360度の大展望、独り占め。
存分にこの絶景を堪能し、燕山荘のテント場を目指して下る。

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サクッとテントを撤収し、下山開始。

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合戦尾根の頭で槍ヶ岳に別れを告げ、

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20分で合戦小屋到着。

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3連休の初日とあって、このあたりから登ってくる大勢の登山者とすれ違う。
富士見ベンチを通過し、

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北アルプスの森をどんどん下っていく。

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第二ベンチで、小休止。

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第一ベンチをすぎると、あたりが急に明るくなったと思ったら、素晴らしい黄葉と秋の空だ。

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天気に恵まれ、静かな静かな心に染み入る晩秋の燕岳。

有明荘の温泉でひとりこの山行を反芻しつつ、お湯に浸り、素晴らしい2日間をくれた山に感謝するのであった。