フィルストからバッハアルプゼー、ファウルホルンへ。

絶景連続の素晴らしいトレッキングコースだった。

絶景連続の素晴らしいトレッキングコースだった。
6:15起床。
ホテルの部屋のバルコニーへ出ると、アイガーが白く輝く。
今日もいい天気だ。

朝食を済ませ、さっと準備をして、フィルストへ登るゴンドラ駅へ。

ハーフフェアカードの割引券でゴンドラに乗り込み、いざ。
山の向こうから日が昇り、

谷に差し込む光。
アルプスの谷間の朝だ。

ゴンドラが高度を上げるにつれ、素晴らしい景色が。

アイガーも見えて、のっけから大興奮。

前方に、一昨日歩いた、シュバルツホルンが見えてきた。

最大望遠でとらえたシュバルツホルンの稜線。
ちょうど稜線の半分くらいの所に、小さな3つのコブがあるが、あれが難儀した岩場だな。

ゴンドラの終点、フィルストに到着。
まだほとんど人がいなくて、朝の空気が清々しい。

案内板を見ていきましょうか。

右の方にあるFIRST(フィルスト)から、Bachalpsee(バッハアルプゼー)を目指し、その奥にあるFAULHORN 2681m(ファウルホルン)が本日の目的地。

本日は岩場もなく、気楽な山歩きだ。

こちらは、案内板にもあったCliff Walk。

高所恐怖症の私には、ハードル高すぎるのでスルー(笑)

バッハアルプゼーまでは、ずっと整備された林道なのだが、歩きながら見える景色がはんぱない。

どこもかしこも絶景だらけ。

まったく歩が進まない。。。

あまりに素晴らしい絶景ばかりで、

絶景不感症になるんじゃないかと不安になるくらい。

林道の向かう彼方、画像のちょうど中央部に少し尖った山が本日の目的地、ファウルホルン。

このコースは所々に避難小屋があり、

一般向けコースなので、とても歩きやすい。
おっと、前方に見えてきたのは、バッハアルプゼーじゃありませんか。

ほどなく到着。
また絶景の始まり~

うーん、なんとも美しい。

下の池のすぐそばに、避難小屋があり、

案内板には日本語も表記されていた。
小屋のすぐ横にある道標には、Schynige-Platte(シーニゲプラッテ)の表記も。

おおー、憧れのシーニゲプラッテへの縦走コース。
シーニゲプラッテからファウルホルンへの逆コースを検討していたのだが、早朝の列車を乗り継いでシーニゲプラッテにあがるハードルの高さと、8時間というコースタイム、フィルストの下りゴンドラに間に合わないと村まで降りられなくなるので、今回は断念。
でも逆コースなら行けそうだ。

さらに上に進むと、次の池があり、

そこを過ぎて振り返れば、特等席のベンチ。
こりゃすげー。
いつかここで山めししてみたい。。。

ここからは、稜線への急な登りが始まり、

ひとつ別の避難小屋を過ぎて、見えていた石囲いのシンプルな避難小屋に着いた。
あ、でも両線はまだ先だった。。。

そこからまだ登りは続き、

この坂を登り切ると、目の前に見えた。
ファウルホルンヒュッテだ!(ビールだっ!)
頂上直下、右手から左手に降りてくトラバース道がシーニゲプラッテへの縦走路。

トラバース道にある標識を見ると、シーニゲプラッテまで3時間。
やっぱり行けそうな気がする(笑)
しかし、スイスの道標のコースタイムはかなりタイトなので、自分の歩く速さをよく把握しておく必要があるのだが。

シーニゲプラッテへの縦走路。

どこまでも歩けそうな気がしてくる、気持ちよさそうな稜線。
トラバース道を左に分け、そのまま直登すると10分ほどでファウルホルンヒュッテに到着。
小屋の一番下にある、絶景テラス。

ここから小屋の建物の間を抜けていくと、頂上だ。

おおっー
なんだかスイスのてっぺんにいるような錯覚。

手前の黒い頂は、地図によるとReeti (2757m)。
奥の右手が、フィッシャーホルン(4049m)、左がシュレックホルン(4078m)かな。

こちらはおととい登った、シュバルツホルン。

さて、そろそろテラスに戻って、ビールと干し肉か、ビールとレシュティか・・・(笑)
と思っていたら、食事は11:30からとのこと。_| ̄|○
しかたないので、それまでスイスビールを飲みながらテラスで待つことに。

これはこれで、絶景ビールのまったりとしたいい時間だった。
じっくりメニューを見ているうちに、11:30。

小屋のスタッフが、注文を各テーブルで取り始める。

もちろんここはレシュティととりあえず(2杯目だけど)ビール!
待つことしばし。久々のレシュティだ。

ファウルホルンヒュッテのレシュティのお味は、後日の山めし礼讃で。
ゆっくりまったり、レシュティとビールを堪能し、落ち着いたところでゆっくりと下山開始。
ファウルホルンヒュッテのテラスを後にする。

前方にシュバルツホルンを見ながら下り始め、

バッハアルプゼーのほうへと降りていく。

くだんのベンチには別の女性がゆったりと座っていて、絶景を楽しんでいた。

やはりここは特等席ですな。

バッハアルプゼーの景色を堪能し、

まだまだ続く、絶景を見ながら下山。

バッハアルプゼーから1時間ほどでフィルストへ到着。

絶景の余韻にひたりながら、ゴンドラでグリンデルワルトへと下るのであった。
<フィルストからバッハアルプゼー~ファウルホルン登頂 コースタイム>
フィルスト行きゴンドラ乗り場(8:30)→フィルスト(9:10)→バッハアルプゼー(10:00)→上の避難小屋(10:40)→ファウルホルンヒュッテ到着(11:10)ファウルホルンヒュッテ出発(12:20)→フィルスト(13:40)
<グリンデルワルトの山歩き参考書>
グリンデルワルト周辺を歩く―ベルナー・オーバーラント山群の特選コース23
プランニングをする際に、山のコース、アプローチ、コースタイムなど、この本がとても役に立ちました!
ホテルの部屋のバルコニーへ出ると、アイガーが白く輝く。
今日もいい天気だ。

朝食を済ませ、さっと準備をして、フィルストへ登るゴンドラ駅へ。

ハーフフェアカードの割引券でゴンドラに乗り込み、いざ。
山の向こうから日が昇り、

谷に差し込む光。
アルプスの谷間の朝だ。

ゴンドラが高度を上げるにつれ、素晴らしい景色が。

アイガーも見えて、のっけから大興奮。

前方に、一昨日歩いた、シュバルツホルンが見えてきた。

最大望遠でとらえたシュバルツホルンの稜線。
ちょうど稜線の半分くらいの所に、小さな3つのコブがあるが、あれが難儀した岩場だな。

ゴンドラの終点、フィルストに到着。
まだほとんど人がいなくて、朝の空気が清々しい。

案内板を見ていきましょうか。

右の方にあるFIRST(フィルスト)から、Bachalpsee(バッハアルプゼー)を目指し、その奥にあるFAULHORN 2681m(ファウルホルン)が本日の目的地。

本日は岩場もなく、気楽な山歩きだ。

こちらは、案内板にもあったCliff Walk。

高所恐怖症の私には、ハードル高すぎるのでスルー(笑)

バッハアルプゼーまでは、ずっと整備された林道なのだが、歩きながら見える景色がはんぱない。

どこもかしこも絶景だらけ。

まったく歩が進まない。。。

あまりに素晴らしい絶景ばかりで、

絶景不感症になるんじゃないかと不安になるくらい。

林道の向かう彼方、画像のちょうど中央部に少し尖った山が本日の目的地、ファウルホルン。

このコースは所々に避難小屋があり、

一般向けコースなので、とても歩きやすい。
おっと、前方に見えてきたのは、バッハアルプゼーじゃありませんか。

ほどなく到着。
また絶景の始まり~

うーん、なんとも美しい。

下の池のすぐそばに、避難小屋があり、

案内板には日本語も表記されていた。
小屋のすぐ横にある道標には、Schynige-Platte(シーニゲプラッテ)の表記も。

おおー、憧れのシーニゲプラッテへの縦走コース。
シーニゲプラッテからファウルホルンへの逆コースを検討していたのだが、早朝の列車を乗り継いでシーニゲプラッテにあがるハードルの高さと、8時間というコースタイム、フィルストの下りゴンドラに間に合わないと村まで降りられなくなるので、今回は断念。
でも逆コースなら行けそうだ。

さらに上に進むと、次の池があり、

そこを過ぎて振り返れば、特等席のベンチ。
こりゃすげー。
いつかここで山めししてみたい。。。

ここからは、稜線への急な登りが始まり、

ひとつ別の避難小屋を過ぎて、見えていた石囲いのシンプルな避難小屋に着いた。
あ、でも両線はまだ先だった。。。

そこからまだ登りは続き、

この坂を登り切ると、目の前に見えた。
ファウルホルンヒュッテだ!(ビールだっ!)
頂上直下、右手から左手に降りてくトラバース道がシーニゲプラッテへの縦走路。

トラバース道にある標識を見ると、シーニゲプラッテまで3時間。
やっぱり行けそうな気がする(笑)
しかし、スイスの道標のコースタイムはかなりタイトなので、自分の歩く速さをよく把握しておく必要があるのだが。

シーニゲプラッテへの縦走路。

どこまでも歩けそうな気がしてくる、気持ちよさそうな稜線。
トラバース道を左に分け、そのまま直登すると10分ほどでファウルホルンヒュッテに到着。
小屋の一番下にある、絶景テラス。

ここから小屋の建物の間を抜けていくと、頂上だ。

おおっー
なんだかスイスのてっぺんにいるような錯覚。

手前の黒い頂は、地図によるとReeti (2757m)。
奥の右手が、フィッシャーホルン(4049m)、左がシュレックホルン(4078m)かな。

こちらはおととい登った、シュバルツホルン。

さて、そろそろテラスに戻って、ビールと干し肉か、ビールとレシュティか・・・(笑)
と思っていたら、食事は11:30からとのこと。_| ̄|○
しかたないので、それまでスイスビールを飲みながらテラスで待つことに。

これはこれで、絶景ビールのまったりとしたいい時間だった。
じっくりメニューを見ているうちに、11:30。

小屋のスタッフが、注文を各テーブルで取り始める。

もちろんここはレシュティととりあえず(2杯目だけど)ビール!
待つことしばし。久々のレシュティだ。

ファウルホルンヒュッテのレシュティのお味は、後日の山めし礼讃で。
ゆっくりまったり、レシュティとビールを堪能し、落ち着いたところでゆっくりと下山開始。
ファウルホルンヒュッテのテラスを後にする。

前方にシュバルツホルンを見ながら下り始め、

バッハアルプゼーのほうへと降りていく。

くだんのベンチには別の女性がゆったりと座っていて、絶景を楽しんでいた。

やはりここは特等席ですな。

バッハアルプゼーの景色を堪能し、

まだまだ続く、絶景を見ながら下山。

バッハアルプゼーから1時間ほどでフィルストへ到着。

絶景の余韻にひたりながら、ゴンドラでグリンデルワルトへと下るのであった。
<フィルストからバッハアルプゼー~ファウルホルン登頂 コースタイム>
フィルスト行きゴンドラ乗り場(8:30)→フィルスト(9:10)→バッハアルプゼー(10:00)→上の避難小屋(10:40)→ファウルホルンヒュッテ到着(11:10)ファウルホルンヒュッテ出発(12:20)→フィルスト(13:40)
<グリンデルワルトの山歩き参考書>
グリンデルワルト周辺を歩く―ベルナー・オーバーラント山群の特選コース23
プランニングをする際に、山のコース、アプローチ、コースタイムなど、この本がとても役に立ちました!
コメント
コメント一覧 (2)
私もバッハアルプゼー~ファウルホルンは1度歩きました。
山頂の小屋ではTages Suppeとコーヒーを頼みました。
シーニゲプラッテまでのロングコース、チャレンジしたいですね。
シーニゲプラッテの山岳ホテルで1泊できたら思いっきり楽しめそう
だな~なんて夢想してます。
それにしても連日晴れ続きで羨ましい限りです。
コメントありがとうございます!
スイスの山小屋のスープ、美味しいですよねー
前回は実現しなかったんですが、チューリッヒでスーツケースをグリンデルワルトに先送りし、シーニゲプラッテの山岳ホテルに前泊して、フィルストまで縦走しようかと夢想してました。