<2017年12月27日 追記修正>

年明けすぐに渋の湯から黒百合平、天狗岳を経て、稲子湯へ
冬の八ヶ岳を縦走。

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翌週、気がついたらまた、テントを担いで雪の八ヶ岳にいたのであった。。。




赤岳鉱泉へのアクセス 登山口と駐車場


赤岳鉱泉へのアクセスは、基本、美濃戸口から。
美濃戸口から美濃戸まで林道があり、車で美濃戸まで入ることもできます。

・美濃戸口の登山口
 自家用車、タクシー、路線バスもあります。
 路線バスはJR茅野駅から通年運行。ただし時期や日によって便がない場合もあるので要注意。
 美濃戸口には有料駐車場があります。
・美濃戸の登山口
 美濃戸口から歩くと1時間ほど。
 山小屋が2軒あり、どちらにも有料の駐車場があります。
 林道はかなり狭い道で急坂もあり、冬季は四駆のスタッドレスにチェーンを巻かないと登れないような道です(山小屋さんも注意喚起されています)

赤岳鉱泉の山小屋 テント場


赤岳鉱泉は通年営業の山小屋。冬期はアイスクライミングのベースとして、夏以上に賑わいます。
ステーキなどの食事が美味しいと評判の小屋でもあります。テント場もあり、冬でもアイスクライマーたちのテントがビッシリ張られる週末も。

赤岳鉱泉の登山シーズンと難易度

 
赤岳鉱泉までなら、シーズンを問わず登ることができますが、その先は10本爪以上のアイゼン・ピッケルが必要な本格的な冬山登山です。
また、赤岳鉱泉までの林道や山道も凍結することが多く、スパイクアイゼンなどがあったほうが安心です。

赤岳鉱泉への登山コース コースタイム 日帰り山行について


美濃戸口から赤岳鉱泉までのコースは、美濃戸まで林道を歩き、
・美濃戸口 → 美濃戸 → 北沢 → 赤岳鉱泉 (コースタイム 3時間)
・美濃戸口 → 美濃戸 → 南沢 → 行者小屋 → 赤岳鉱泉 (コースタイム 3時間40分)

もちろん、赤岳鉱泉までなら夏でも、冬でも日帰りで往復は可能ですが、赤岳や横岳を登るなら、夏には日帰りは可能でも、冬季は雪の状態次第なので、無理をしないほうが安心です。
(そもそも、雪シーズンの赤岳、横岳はそれなりの雪山技術がないと初心者には危険です)

赤岳鉱泉登山記録 赤岳鉱泉(冬山)


早朝の中央線に乗り込み、普通列車を乗り継いで、茅野駅に。
美濃戸口行きのバスは、長い行列で増発。

美濃戸口に着くと、びっくりするぐらいの数の登山者で
山荘の前はごった返していたw

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これは赤岳鉱泉のテント場も思いやられるな・・・と
そそくさと支度をし、ザックを担いで歩き出す。

林道は凍ってツルツル、本日の行程で一番アブナイところだ。

1時間弱で、美濃戸。
美濃戸山荘はもう営業期間外だが、多くの登山者でここもあふれかえっていた。

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さらに雪の林道を歩き、

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北沢沿いに雪の山道を行く。
そろそろテントと雪山装備一式、そして酒と山めし材料でずっしり重いザックがこたえてきた。

そんなときに、前方が開け、横岳が出迎えてくれた。

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いつもなら数組を追い抜けば、静寂の雪のトレイルなのだが、
本日は追い抜けど追い抜けど、人が前に・・・

ようやく人が少なくなってきたら、

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ほどなく赤岳鉱泉名物のアイスキャンディー。

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すでに小屋横の平らなところはテントでいっぱいだったが、
小屋の近くの樹林帯にスペースを見つけ、雪をスコップで掘って
テントスペースを確保。

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正月明けの3連休にしてはすごい雪の量で、
赤岳鉱泉の小屋にはいるのに、雪のステップを降りていくようなあんばいだった。

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では、お腹もすいたことだし、日が傾く前に
雪山の山めしひとり宴といきますか。

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こんなハイカラな山鍋なんかもやってみたり。
(詳しい山めしレシピは明日の山めし礼讃で)

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ビールもキンキンに冷えてスタンバイ。

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では、雪の八ヶ岳に乾杯っ!

プシュッ~

ぷはぁぁぁああああああああああーーーーーーーーーーーーー!!


雪山の寒気の中でも五臓六腑にしみわたる美味さ。
ああ、生き返る。


3品ほど山めしを作って、ビールとワインで堪能し、
お腹も一杯、残念ながら夕方からガスッてしまい夕景はみられなかったので
あとは読書をしつつ、明日に備えて寝るとしますか。

(つづく)