<2017年12月31日 追記修正>

冬の蓼科山へ。

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ちょとカラダがなまっていたので、雪山をガシッと登りたくて、今回は雪の蓼科山だ。




蓼科山へのアクセス 登山口と駐車場


蓼科山へのアクセスは、ビーナスラインをつかっての入山。

・蓼科山登山口(女神茶屋)
 自家用車、タクシー、路線バスが夏季シーズンのみJR茅野駅から出ている。
 無料駐車場があるが、人気の山なので天気のいい休日には早い時間に満車になる。冬期も入山者は多いので、駐車場は除雪して使えるようにしてくれているが、スペースは積雪の影響で狭くなる。
・竜源橋登山口
 自家用車、タクシー、路線バスが夏季シーズンのみJR茅野駅から出ている。
 登山口の駐車スペースは数台分。
・蓼科牧場登山口
 自家用車、タクシー、佐久平駅から蓼科牧場まで路線バスあり。

蓼科山の山小屋 テント場


蓼科山頂上に蓼科山頂ヒュッテが建つ(夏季シーズン営業)
頂上から20分ほど白樺高原側に下った将軍平にも蓼科山荘あり。

蓼科山の登山シーズンと難易度


蓼科山は春夏秋冬登られる人気の山だが、標高2100m付近から上部はかなりの急坂になるので、積雪シーズンは転倒などに注意が必要。冬期も入山者は多いので、休日ならば蓼科山登山口から山頂を目指すコースはトレースのあることが多い。ピッケルを使うほどの危険個所は少ないが、森林限界から上は独立峰であり強風の場合もあるので、十分な防寒防風対策と、アイゼンの携帯を。

蓼科山への登山コース コースタイム 日帰り山行について


・蓼科山登山口(女神茶屋)→ 蓼科山 (コースタイム 3時間)
・竜源橋登山口 → 天祥寺原 → 蓼科山 (コースタイム 3時間35分)
・蓼科牧場登山口 → 蓼科山荘 → 蓼科山 (コースタイム 3時間)

いずれのコースからも日帰りは可能だが、バスの便は少ないので注意が必要。

蓼科山登山記録 蓼科山(冬山)


深夜の中央道を走り、原PAで仮眠。
早暁に再び走り出して、蓼科山登山口へ。

6時前に駐車場へ到着。
まだ3台くらいだったので、余裕で停めることができたが、この後続々と蓼科山を目指す車が到着していた。

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ストレッチと恒例のヒンドゥースクワットをして、いざ蓼科山へ。

雪に埋もれたバス停横の登山口から上り始める。

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けっこう急な斜面で、アイスバーンになってはいないのだが、滑った跡がいっぱいあり、途中でアイゼンを装着。

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なかなかに汗をかく。

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標高2100mくらいで一旦平らになり、

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しばらくすると蓼科山が見える。
むむむ、上はちょっと天気が良くなさそうだ。。。

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このあたりでは、ときおり日差しがでて、

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下のほうは晴れているのだが、

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森林限界に近づくにつれ、ガスと風の中に。

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森林限界を越えるところでストックをピッケルに持ち替えて、いざ、ラストスパート。

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西からの寒風にさらされ、体が冷える。
晴れていれば天国に通じるような最後のトラバースも展望なく、

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山頂の小屋も、雪に埋もれる。

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蓼科山 山頂到着。

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残念ながらあたりは真っ白け。
少しでも青空がのぞいてくれないかと、10分ほど待ったのだが風が強く、寒さも限界。

トボトボ下山開始。
下は晴れているのになぁ・・・

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とここで、下から登って来る人に道をあけたら、

 「もしかして、げんさんですか?」 

と声がかかる。

おおっ、忘年会もご一緒したMOMOパパさんではありませんか。

そのバッタリの様子は、MOMOパパさんの記事で。
 蓼科山 (2)

ジャケットのフードを被り、ネックゲーターを鼻の上まであげていたのに、よくわかりましたね・・・と聞いたら、ピッケルと眉毛でわかりましたと(笑)

しばしお話をして、頂上を目指す、MOMOパパさんを見送り、再び森林限界の下へ。

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ここからひたすら下り、

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どんどん晴れてくる青空に、うれしいような、悲しいような。。。

一気に下りきって、登山口の近くで山めしランチをし、車に戻って装備解除。

すっかり晴れた空を見上げつつ、本日の最終目的地へ。

いつか訪れたいと思っていた、この山小屋。

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この入り口の看板からすでにテンションヒートアップ。

その山小屋でのお話は、また次回に。