冬の三ツ頭の絶景を堪能した後、向かったのはいつもの山の湯宿、稲子湯。

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本日も、じっくり浸かれるお湯と、心のこもった夕食に癒される。



<2018年1月9日 修正追記>



稲子湯へのアクセス


稲子湯には自家用車、タクシー、路線バスでアクセスできる。

・路線バス
 小海線の小海駅、同じく松原湖駅入口(無人駅からバス道路まで歩いて5分ほど)から稲子湯までの路線バスの便がある。冬期は稲子湯までの便はなく、稲子の集落まで。
 路線バスのないシーズンは、事前に予約しておけば、松原湖駅までの送迎をお願いできる
 八ケ岳の茅野側から縦走してきたときには嬉しいサービス

稲子湯の駐車場


稲子湯旅館の周りに、15台分ほどの駐車場あり。
宿泊者は無料、通常の登山者は、日ごとに料金を払って停めることができる。
ちなみに、稲子湯からさらに林道を車で上がると、みどり池入口のゲート前に、10台分くらいの駐車スペースもある。稲子湯からみどり池方面へ登山道を歩いて20~30分ほどのところ。

稲子湯の登山口


稲子湯旅館の駐車場の前、玄関の目の前から、登山道の標識があり、みどり池方面への登山口がある。みどり池入口まで行けば、しらびそ小屋から中山峠方面へのルートと、シャクナゲ尾根からニュウ方面へのルートがある。

稲子湯の日帰り入浴


日帰り入浴可能。
大人650円(2018年1月現在) 浴室の脱衣場は鍵のかかるロッカーなどはないので、貴重品は自己管理。

稲子湯の食事レポ 稲子湯



じっくり静かな湯にひたり、18時からはビールとこの豪華な夕食。

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天ぷら。

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冒頭のえびの天ぷらのうまさもさることながら、このシーズンになると出てくる、ふきのとうの天ぷらがうますぎる。

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小鍋は、稲子湯で一番好きな、鳥ときのこの鍋。

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いい塩梅のだしで、煮込まれた鳥がなんともいえない味わい。

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春らしい、花山葵のおひたし。

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鯉の洗い。

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鯉のうま煮。

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ああ、酒がとまらん。。。

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シメのとろろそばをいただきつつ、

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野沢菜でもまだ飲んでしまう私(笑)

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ごはんと味噌汁で満腹になり、いちごのデザート。

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完全ギブな状態になりつつ、もう一風呂浴びて、部屋でじっくり読書の続き。

久しぶりに読み返したのはこれ、
 ローマ法王に米を食べさせた男

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副題が、“過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか?”

過疎化の進む限界集落を救うために、奔走する公務員が、予算数十万円で起こした奇跡。
ブレない信念と、不屈のチャレンジ精神と実行力に、思わず目頭が熱くなる。

我が身を省みて、まだまだやれることはあると勇気をもらえる一冊だ。

そうそう、この日は三ツ頭で「もしや・・・」とお声掛けいただいたのだが、稲子湯の温泉からあがってきたときに、廊下ですれ違いざま、

 もしや・・・、 げんさんですか?

と突然声をかけられた。

いつもブログを読んで、コメントをくださっている案山子さん。

翌朝に温泉でまたご一緒になりお話をしていると、昔会津駒ヶ岳の小屋で、またまた矢車草さんと出会われて、その後、ブログでつながっていた、私のほうも読んでくださるようになったとか。

矢車草さんと会津駒の小屋、恐るべし(笑)


心もカラダも満たされ、稲子湯の夜は静かに更けていくのであった。。。



<稲子湯旅館公式サイト>
 稲子湯旅館