<2018年1月21日 記事追加修正>

1月の3連休に、雪の八ヶ岳へ。

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年末の何も見えなかった天狗岳の無念を晴らすため、唐沢鉱泉から西尾根を登って、西天狗岳へとリベンジ冬山山行だ。


<西天狗岳 東天狗岳については、過去記事参照>
 八ケ岳 天狗岳(冬山)

金曜日の深夜に中央道を疾走したが、双葉SAで力尽きて、仮眠。
早朝に再び走り出し、一路唐沢鉱泉へ。

年も明けたというのに、唐沢鉱泉までの道に雪はほとんどない。

予め電話を入れていたので、唐沢鉱泉の駐車場に車を停めさせていただき、装備を整え、7:30 唐沢鉱泉を出発。

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年末に訪れたときは、このあたりですら雪はなかったが、なんとか登山道にはうっすら雪が積もっていた。

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鉱泉から森の中を登っていくが、雪が何度か融けては凍っているようで、ツルツルの道が何箇所も。

尾根に上がる手前で、向こうに日が差してきた。

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気持ちのいい澄んだ空気を吸いながら、8:20 尾根の分岐に到着。

そこから少し明るくなった道をどんどん進み、9:10 あたりが開けたら第一展望台到着だ。

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美しい仙丈ケ岳や

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甲斐駒が岳の面々が迎えてくれる。

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いい景色にテンションはますますあがり、

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9:35 第二展望台。

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目指す西天狗の山頂付近も見えてきた。

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ここでアイゼンを着け、再び鞍部に向けて樹林帯を下り、ほどなく登り返す。

樹林帯の登りをぬけたら、頂上へのラストスパートの岩稜帯だ。

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ガシガシと大岩の間を縫うように登り、

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一気に高度を稼ぐと、

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10:10 西天狗岳山頂到着。

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北アルプイスまでズドーン。

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鹿島槍に、五竜岳までくっきり。

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頂上直下の雪面に陣取り、こんな絶景を愛でながらの山めしランチ。
 今半の!すき焼きそぼろうどん

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シメには、雪山の山頂で、山の野点初め

すっかり山頂での山めしタイムを満喫し、いざ、東天狗へ。

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急な雪面を一旦下り、鞍部へ。

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振り向けば、西天狗岳へのトレース。

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ガシガシとアイゼンで東天狗への斜面を登りつめれば、

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12:00 東天狗岳山頂。

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年末とはうってかわった、晴天に思わず顔がほころぶ。

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蓼科山の向こうには、遠く北アルプスの白馬三山か。

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さて、山めしランチの西天狗で1時間半もまったりしてしまったので、ここからはサクッと下山開始。

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頂上を後にして、中山峠への稜線から頂上を振り返り、

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岩場帯の急斜面を下っていく。

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前方に、どこかで見たヤッケの一隊が・・・と思ったら、長野県警の山岳警備隊だった。

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峠の手前で、東天狗と西天狗の雄姿を最後に見納め、

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中山峠を黒百合平へ。

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12:40 黒百合ヒュッテ。

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ここでピッケルを仕舞い、森の中へと下っていく。

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後は考え事をしながら、静かな雪の森をガンガン下る。

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今年実現したい夢の数々、達成しなければいけない仕事の目標・・・

そんなことで頭がいっぱいになった頃、14:10 唐沢鉱泉へ帰還。

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あとはゆっくりと唐沢鉱泉の湯に浸かり、今年の夢をまとめるとしますか。

正月早々、いいお天気に恵まれて、最高の雪山(めし)日和の山歩きであった。