数日来の分裂症気味で錯乱状態での
ハイテンションな縦走大会記となってきた。。。(笑)

時は西暦2007年4月22日。日本のどこか、外秩父七峰で、師、オビワンの言葉に導かれ、
Bコースの竹沢駅をスタートしたものの官ノ倉山手前で渋滞に巻き込まれ、牛歩戦術のような山道でイライラするルーク。(ちがった、私)

はたしてこの後、40kmあまりを駆け抜けることができるのか・・・


官ノ倉山の稜線を越えると、今までの極度の渋滞は緩和され、ふつうに歩きはじめることができた。
とはいうものの、山の狭い一本道では追い越しもかけられず、40kmの先行きが気になる心には、もどかしいほどに遅い歩み。

官ノ倉山のチェックポイントをようやく通過。

ここから一気に里へ下り、アスファルトの道を和紙の里に向けて歩いていく。

東武小川町駅前のオビワンの情報によると、次のチェックポイントの「笠山」の登りがまた大渋滞するらしい。

いつもの山では登りはゆっくり体を慣らし、縦走の後半や下山に追い込むタイプ。
今回も前半戦に飛ばすつもりはなかったのだが、ぐんぐん追い越してかせぐ。

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和紙の里で行動食を口に放り込み、脱兎のように笠山を目指す。

途中には桃源郷のような集落。
赤や桜色、白の花がいっぱいだ。
おもわず速度を緩めてしまう。

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やがて笠山の登り。
このあたりから立ち木にすがって肩で息をするひとがでてきて、やや人との間隔が空きはじめた。

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たゆまずやすまずグングンと登り続ける。
やがて笠山のチェックポイントを10:00に通過。

少し先の笠山山頂で、おにぎりをひとつと、カラカラの喉に水を補給する。

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また笠山をどんどん下り、堂平山を目指す。
山頂付近はきもちのいい草原で天文台がある。

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山頂手前のチェックポイントを10:30通過。
さらに歩度を速めながら剣が峰のチェックポイントへ。
4つ目のチェックポイント、10:52。

そこで前にチェックしていた方が、カウントをしていたスタッフの方に現在の通過人数を質問。

「172人です」

えっ?? ホントに?

ここでモチベーション急上昇↑↑↑↑↑↑。

こりゃ100番以内のゴールも・・・と スターウォーズ計画は夢が膨らみ、40億光年先の、目指すゴールの星がありありと脳裏に浮かんだ(笑)

こうして心に点火されたルーク、もとい私は、トップギアでさらにペースをあげて白石峠を通過。

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ここの急な階段に多くの人が悲鳴をあげていたが、こちとらフォースがついているのだ。(いつのまに?)
 
階段もなんのその。172段を一気にあがり、山道をペースアップして疾走、疾歩する。

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このあたりでスタートから20kmを超え、日帰りハイキングとしては平均的な距離。

道の両側には、ちらほら、座り込んだり立ち木にすがってダースベイダーばりの荒い息をついている人が多くなってきた。

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定峰峠を11:40に通過。

獅子岩なるものを見つつ、

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旧定峰峠を過ぎると、見晴らしのいい場所にでて、振り返れば過ぎてきた笠山、堂平山がきれいに見える。

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天気は依然よく、暑いくらいの青空に。

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急な登りをガマンしてあがると、大霧山のチェックポイント。
ここで、12:30。

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カウンターをもっていたスタッフの方に、満々の期待をこめて通過人数を聞いた。

この区間、1時間半あまりの間にずいぶん追い越しもしたし、もしかしたら100番以内かも・・・

「716番です。」

えっ! ええーっ!!!!!!

なにかのお間違いでは・・・???

モチベーション、急激にダウン(笑) ↓↓↓

師よ、オビワン、 オビワン・ケノービ、一体これは・・・???


外秩父七峰縦走大会の記 エピソード3(ジェダイの帰還篇) へとつづく・・・

外秩父七峰縦走大会の記 エピソード1(クローンの攻撃) はこちら