夜明け前に目を覚ますと、テントにはシトシトと雨音。
しょうがないので、サクッと朝食をすませ、雨具を着てテントを撤収。

今回の縦走のハイライト、白馬三山を越えて、白馬鑓温泉テント場までの行程だ。
しょうがないので、サクッと朝食をすませ、雨具を着てテントを撤収。

今回の縦走のハイライト、白馬三山を越えて、白馬鑓温泉テント場までの行程だ。
小雨の中をヘッドランプの灯りを頼りに歩き出す。
鑓温泉までの8時間ほどなので、雨が止むのを待つ手もあったのだが、最近人気の白馬鑓温泉テント場の確保はなかなか厳しいそうだったので、早発だ。
だんだん雨は気にならない程度になり、夜明け時刻の頃には、稜線をだいぶ上がってきた。

残念ながら、日の出は見れそうもないが、雨が上がってくれただけでもありがたい。
小蓮華山のほうへとさらに歩を進める。

ここらあたりから、白馬の高山植物が満開。

小蓮華山山頂到着。
真っ白けだけど、涼しくて、高山にいる実感が嬉しい。

もう少しで三国境というところで、前方に希望の青空が。

白馬から、雪倉岳、朝日岳へと続く、大好きな風景の中で小休止。

このまま、青空が広がってくれないかなぁ・・・と淡い期待を抱きつつ、白馬岳へのスパート。
ところが、この稜線はそれこそ高山植物の宝庫で、思わず足を止めるほどの、コマクサの大群落。

可憐なお花に、なかなか足が進まない。

鮮やかな黄色。

そうこうしているうちに、白馬山頂も見えてきた。

残雪と花。

まだまだ出てくる、コマクサの大群落。

花より団子派の私でも、思わず唸るほど。
白馬岳山頂到着。

ここも展望ナシで、サクッと標識だけ撮って白馬山荘のほうへ下っていく。
あまり天気がよくなかったら、白馬山荘のスカイプラザでモーニングコーヒーでもしようかと思っていたのだが、残念なことにモーニング時間が過ぎていて、山荘横のベンチで行動食と水を補給。
さらに、村営頂上宿舎のほうへと下る。

大雪渓と旭岳への分岐を過ぎ、杓子岳のほうへ。
ここもまた、お花畑の連続で、クルマユリの大群落。

そこから、トラバースの縦走路を歩いているときに、ザッーと雨が降り始め、カメラはザックの中へ避難。
ここからひたすら忍耐の山歩きだ。
稜線から、白馬鑓温泉方面への分岐を下り、どんどん高度を下げていく。
凄い勢いで下りながら、何組かのパーティをかわし、一路テント場を目指す。
白馬鑓温泉に到着し、テント場の最下段に無事テント設営。

この頃には雨もあがっていたので、さて、ゆっくり露天風呂に浸かって、ビールと山めしだ!
(つづく)
山ごはんの本、最新刊が出版されました!
げんさんとよーこさんの山ごはん


鑓温泉までの8時間ほどなので、雨が止むのを待つ手もあったのだが、最近人気の白馬鑓温泉テント場の確保はなかなか厳しいそうだったので、早発だ。
だんだん雨は気にならない程度になり、夜明け時刻の頃には、稜線をだいぶ上がってきた。

残念ながら、日の出は見れそうもないが、雨が上がってくれただけでもありがたい。
小蓮華山のほうへとさらに歩を進める。

ここらあたりから、白馬の高山植物が満開。

小蓮華山山頂到着。
真っ白けだけど、涼しくて、高山にいる実感が嬉しい。

もう少しで三国境というところで、前方に希望の青空が。

白馬から、雪倉岳、朝日岳へと続く、大好きな風景の中で小休止。

このまま、青空が広がってくれないかなぁ・・・と淡い期待を抱きつつ、白馬岳へのスパート。
ところが、この稜線はそれこそ高山植物の宝庫で、思わず足を止めるほどの、コマクサの大群落。

可憐なお花に、なかなか足が進まない。

鮮やかな黄色。

そうこうしているうちに、白馬山頂も見えてきた。

残雪と花。

まだまだ出てくる、コマクサの大群落。

花より団子派の私でも、思わず唸るほど。
白馬岳山頂到着。

ここも展望ナシで、サクッと標識だけ撮って白馬山荘のほうへ下っていく。
あまり天気がよくなかったら、白馬山荘のスカイプラザでモーニングコーヒーでもしようかと思っていたのだが、残念なことにモーニング時間が過ぎていて、山荘横のベンチで行動食と水を補給。
さらに、村営頂上宿舎のほうへと下る。

大雪渓と旭岳への分岐を過ぎ、杓子岳のほうへ。
ここもまた、お花畑の連続で、クルマユリの大群落。

そこから、トラバースの縦走路を歩いているときに、ザッーと雨が降り始め、カメラはザックの中へ避難。
ここからひたすら忍耐の山歩きだ。
稜線から、白馬鑓温泉方面への分岐を下り、どんどん高度を下げていく。
凄い勢いで下りながら、何組かのパーティをかわし、一路テント場を目指す。
白馬鑓温泉に到着し、テント場の最下段に無事テント設営。

この頃には雨もあがっていたので、さて、ゆっくり露天風呂に浸かって、ビールと山めしだ!
(つづく)
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