黒斑山。

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久々に登山日和の土日だったのだが、週末がらみで出張が入ってしまい、日帰りでサクッと、初めての黒斑山に登ってきた。


北陸新幹線の佐久平駅からバスに揺られて1時間ほど。
高峰高原の車坂峠に到着。

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見事な青空だ。

登山口はちょっとした広場で、ベンチあり、近くにはトイレもあり、出発準備にはちょうどいい。

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登山届けをここでポストに入れ、いざ。
黒斑山への登山道は、ここからすぐに、「表コース」と「中コース」に分かれる。

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せっかくのいい天気なので、稜線を行く、表コースへ。

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樹林の中をゆるやかに登っていく。

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途中、小諸方面の景色を眺められるところなど、気持ちのいい道を辿り、グッと傾斜がきつくなると、前方に見えた景色。

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槍ケ鞘に出たら、目の前にそびえる浅間山。

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噂には聞いていたが、この迫力と開放感。
一気にテンションが上がる。

左を見ると、トーミの頭への稜線。

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人が蟻のように小さく見えて、登りごたえがありそうだが、

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いざ取り付いてみると、わずかな登りでトーミの頭に。

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360度遮るものがない絶景。
目の前の浅間山の迫力がすごい。

目指す黒斑山。

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浅間山に向かって、外輪山のような稜線と、箱庭のような景色。

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存分に景色を愉しんで、黒斑山の山頂を目指す。

再び樹林帯にはいり、15分ほど登ったら、あっけなく山頂に到着した。

山頂付近はあまり広くない上に、人も大勢だったので、サクッと写真だけを撮り、またトーミの頭方面へ引き返し、途中の見晴らしのいい場所で、山めしランチ。
(この日は、えらくヒット作だったのだが、後日の山めし礼讃で)

1時間以上ものんびりと浅間山を眺めながら休息し、トーミの頭のほうへと下っていく。
トーミの頭の浅間山側は、こんな絶壁なのだ。

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もう一度、トーミの頭に登り、

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360度の眺めをじっくり心に焼きつける。

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遥か彼方には、北アルプスの槍ヶ岳が

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南へ目を向ければ、富士山まで遠望することができた。

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さて、崩壊地のわきをスリップしないように下り、

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鞍部まで降りると、表コースと中コースの分岐点。

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中コースの樹林帯をサクッと下山。
傾斜のゆるやかな、歩きやすい山道だ。

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分岐から40分ほどで、あっけなく車坂峠へ到着。
まだ、13:30.

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一日2本しかないバスの午後便は、16時過ぎなので、この峠にある、高峰高原ホテルの温泉で汗を流していきますか。

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温泉に浸かって、汗を流した後、ラウンジで読書。
山口周氏の、世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?

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これが、面白くって。
いままで、戦略に、目的思考に、ロジカルシンキング・・・とサイエンス側なスキルばかりを磨いてきた自分にとっては、目から鱗の落ちるような話で、気づきも多く、久々に「出会ってよかった」と思える本だった。

なので、こんなに付箋つけちゃいました(笑)

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黒斑山。
天気にも恵まれ、半日コースのショートな山歩きだったけれど、浅間山の素晴らしい景色と温泉、ゆっくりと読書もできて、いい一日だった。