雪の燕岳の夜明け。

20141123tubakuro-011.jpg

燕岳の雪のテント場で一夜を過ごし、翌朝迎えた素晴らしい山の景色を。


目を覚ますと、夜明けが近い時間になっていた。

昨夜は22時頃に突然大きな地震に見舞われ、裏の雪の斜面が崩れて雪崩れるのではないかと一瞬緊張したが、事なきを得た。
(翌日下山して町に出るまで、こんな大事になっているとは知る由もなく。。。)


さて、テントの入り口を開けると、この景色。

20141123tubakuro-001.jpg

遠く富士山まで見渡せる。

20141123tubakuro-002.jpg

急いで支度をして、燕山荘の小屋裏にまわり、日の出を待つ。

出た。

20141123tubakuro-003.jpg

綺麗な朝日を見つめ、

20141123tubakuro-004.jpg

振り返れば、日の出に萌える槍ヶ岳。

20141123tubakuro-005.jpg

奥穂高方面まで一望。

20141123tubakuro-006.jpg

ピンクに染まる雪山の朝、何度見てもいいものだ。

20141123tubakuro-007.jpg


みなさんも、この素晴らしい雪山の日の出を満喫されたに違いない。

20141123tubakuro-008.jpg

小屋の入り口側に戻ると、ここにもたくさんの人。

20141123tubakuro-010.jpg

それぞれに日の出を楽しんでいたようだ。

萌える燕岳。

20141123tubakuro-009.jpg

テント場にも日がさし始めた。

20141123tubakuro-011.jpg

さて、テントを撤収して下山にかかりますか。

20141123tubakuro-012.jpg

雪の中に埋もれたペグを掘り出し、凍ったテントをパッキングして小屋の前でストレッチ。

8:15 アイゼンを穿いて、いざ。

槍ヶ岳に雲がかかってしまったのが残念だが、

20141123tubakuro-013.jpg

雪の斜面を下り始める。

20141123tubakuro-014.jpg

雪の尾根をサクサクと飛ばし、

20141123tubakuro-015.jpg

8:45 合戦小屋を通過。

20141123tubakuro-016.jpg

やがて雪も少なくなり、

20141123tubakuro-017.jpg

第一ベンチでアイゼン解除。

20141123tubakuro-018.jpg

すっかり雪の溶けた山道を下り、10:40 中房温泉の登山口にゴール。

20141123tubakuro-019.jpg


雪山のテント、ねぎま鍋、素晴らしい雪山のモルゲンロート、素敵な時間をすごすことができた、初冬の燕岳だった。


そうそう、じつは前日の登り、稜線直下で、久々の雪山重装備の重さのせいか左足のひざ付近が攣ったように痛くなり、テントで足が曲げられなかったのだが、お守り代わりにいつも忍ばせている、アミノバイタルゴールドを飲んだら、寝ている間も、下山中もまったく問題ないくらい回復。

20141123tubakuro-020.jpg

今までもハードな雪山ラッセルの後にお世話になっていたりしたが、これからも手放せない山のお守りになりそうだ。


【アミノバイタル ゴールド】
 アミノバイタル GOLD
 レビューを読んでいると、意外と登山に使っている人も多いみたいで、
 1本百円あまり、お守り代わりとしてはいたってリーズナブル。