秋の木曽駒ケ岳へ。

夏の事件以来、テント山行はしていなかったのだが、テント山行のリハビリに、木曽駒ケ岳の西駒ルート、標高差1600m.のクラシックルートに向かった。

夏の事件以来、テント山行はしていなかったのだが、テント山行のリハビリに、木曽駒ケ岳の西駒ルート、標高差1600m.のクラシックルートに向かった。
金曜の深夜に中央道を走り、諏訪SAで3時間ほど仮眠。
4時30分に再び走り出し、桂小場の登山者用駐車場に、5時過ぎに到着。

5:45 装備をととのえ、ストレッチをしていざ、西駒ルートへ。

歩き出してほどなく、右手のほうから太陽が昇り、森の中が輝き始めた。

20分ほどで、最初の水場、ぶどうの泉に到着。冷たい水がじゃばじゃば流れている。

そこからひたすら傾斜の緩やかな山道を1時間半登り、7:05 2番目の水場、野田場。
ここも、水流は細いが、しっかり水はでていた。

樹林の中をひたすら登り、30分ほどで馬返し。

この近くで、標高2000m.
ずいぶん登ってきたものだ。

やがて、木立の中に、大樽小屋(避難小屋)の屋根が見えてきた。

この小屋からほどなく、胸突八丁の急登がはじまる。
ひたすら我慢の登りを淡々と登り続け、津島神社をすぎ、9:30 胸突八丁の頭へ到着。

ここからほどなく、稜線へ。

秋山にしては眩しいばかりの太陽だが、テント装備のザックが振られるほど、風がものすごい勢いで吹きつけてくる。
左手のトラバース道(夏道)をとり、30分ほどで西駒山荘へ。

この小屋の手前に、西駒山荘の水場があり、冷たい清水がじゃんじゃん流れているのだ。

木曽駒ケ岳頂上山荘のテント場で水がないことも想定し、ここでプラティに2リットル水を汲む。
水場の下にたくさんできていた、つらら。

ああ、もう山の上は冬がすぐそこまで来ているんだなぁ、と実感。
山荘からほんのちょっと登ると、宝剣岳が見える。

いつもなら、とっとと木曽駒ケ岳頂上直下のテント場へ向かうのだが、今回は、ココで寄り道。

分岐にザックをデポし、カメラだけを持って、紅葉の濃ケ池へ。
稜線の分岐から10分ほどで濃ケ池に到着。

萌えるような紅葉を期待していたのだが、うーん、ちょっと遅かったかな・・・
事前の期待が高かっただけに、肩を落としつつ、分岐に戻り、再び稜線を歩き出す。
リハビリ後、初のテントを担いでいるせいか、目の前の登りがやけに大きく見えて、いつになくペースが衰えてきた。

あと少し・・・

紅葉の時期だけに、ロープウェイ組みが多いのか、テント場の景色が見えると、まだ12時半すぎなのに、けっこうな混雑振り。

ここでようやく心に(お尻に?)火がついて、今までにないハイペースでテント場へ。
13:00 木曽駒ケ岳頂上山荘到着。
受付をすませ、サクッとテントを張った。
(偶然なのだが、数年前と全く同じ場所だった)

依然として、風はすごい勢いで吹いていて、大きな石にしっかりテントのロープを固定。天気のいいうちに山頂をいっときますか。
ものの10分ほどで、もうそこは山頂。

木曽駒ケ岳 2965m.到着。

ああ、いい天気。
南アルプスの山々に、ひょっこりのぞいた富士山。

遠く、北アルプスまで見渡せた。

頂上の景色を堪能し、テントに戻ってまったり。

しばし読書をした後は、

これ、これ。
今回の山のために、取り寄せておいた秘蔵の日本ワイン、ジャパンプレミアム 信州シャルドネ
。

信州の山の上で、秋の味覚とこれをあわせてみたかったのだ。
なぜに日本ワイン・・・かは、話が前後するが、明日の山めし礼讃で。
山のきのこ鍋に絶妙なマリアージュとなった信州シャルドネを楽しんでいたら、いつしか日が傾いてきた。
カメラを持って、小屋の裏手へ。

宝剣岳が茜に染まり、

やがて日が落ちて、テント場に夜が来るのであった。

リハビリテント山行。
しばらくのブランクがカラダにちょいと堪えたが、すっかりワインで回復(笑)
心地いい眠りに落ちていくのであった。
(つづく)
4時30分に再び走り出し、桂小場の登山者用駐車場に、5時過ぎに到着。

5:45 装備をととのえ、ストレッチをしていざ、西駒ルートへ。

歩き出してほどなく、右手のほうから太陽が昇り、森の中が輝き始めた。

20分ほどで、最初の水場、ぶどうの泉に到着。冷たい水がじゃばじゃば流れている。

そこからひたすら傾斜の緩やかな山道を1時間半登り、7:05 2番目の水場、野田場。
ここも、水流は細いが、しっかり水はでていた。

樹林の中をひたすら登り、30分ほどで馬返し。

この近くで、標高2000m.
ずいぶん登ってきたものだ。

やがて、木立の中に、大樽小屋(避難小屋)の屋根が見えてきた。

この小屋からほどなく、胸突八丁の急登がはじまる。
ひたすら我慢の登りを淡々と登り続け、津島神社をすぎ、9:30 胸突八丁の頭へ到着。

ここからほどなく、稜線へ。

秋山にしては眩しいばかりの太陽だが、テント装備のザックが振られるほど、風がものすごい勢いで吹きつけてくる。
左手のトラバース道(夏道)をとり、30分ほどで西駒山荘へ。

この小屋の手前に、西駒山荘の水場があり、冷たい清水がじゃんじゃん流れているのだ。

木曽駒ケ岳頂上山荘のテント場で水がないことも想定し、ここでプラティに2リットル水を汲む。
水場の下にたくさんできていた、つらら。

ああ、もう山の上は冬がすぐそこまで来ているんだなぁ、と実感。
山荘からほんのちょっと登ると、宝剣岳が見える。

いつもなら、とっとと木曽駒ケ岳頂上直下のテント場へ向かうのだが、今回は、ココで寄り道。

分岐にザックをデポし、カメラだけを持って、紅葉の濃ケ池へ。
稜線の分岐から10分ほどで濃ケ池に到着。

萌えるような紅葉を期待していたのだが、うーん、ちょっと遅かったかな・・・
事前の期待が高かっただけに、肩を落としつつ、分岐に戻り、再び稜線を歩き出す。
リハビリ後、初のテントを担いでいるせいか、目の前の登りがやけに大きく見えて、いつになくペースが衰えてきた。

あと少し・・・

紅葉の時期だけに、ロープウェイ組みが多いのか、テント場の景色が見えると、まだ12時半すぎなのに、けっこうな混雑振り。

ここでようやく心に(お尻に?)火がついて、今までにないハイペースでテント場へ。
13:00 木曽駒ケ岳頂上山荘到着。
受付をすませ、サクッとテントを張った。
(偶然なのだが、数年前と全く同じ場所だった)

依然として、風はすごい勢いで吹いていて、大きな石にしっかりテントのロープを固定。天気のいいうちに山頂をいっときますか。
ものの10分ほどで、もうそこは山頂。

木曽駒ケ岳 2965m.到着。

ああ、いい天気。
南アルプスの山々に、ひょっこりのぞいた富士山。

遠く、北アルプスまで見渡せた。

頂上の景色を堪能し、テントに戻ってまったり。

しばし読書をした後は、

これ、これ。
今回の山のために、取り寄せておいた秘蔵の日本ワイン、ジャパンプレミアム 信州シャルドネ

信州の山の上で、秋の味覚とこれをあわせてみたかったのだ。
なぜに日本ワイン・・・かは、話が前後するが、明日の山めし礼讃で。
山のきのこ鍋に絶妙なマリアージュとなった信州シャルドネを楽しんでいたら、いつしか日が傾いてきた。
カメラを持って、小屋の裏手へ。

宝剣岳が茜に染まり、

やがて日が落ちて、テント場に夜が来るのであった。

リハビリテント山行。
しばらくのブランクがカラダにちょいと堪えたが、すっかりワインで回復(笑)
心地いい眠りに落ちていくのであった。
(つづく)