扇山。

20151018ogiyama-009.jpg

先週末、残念ながら2日間の休みは取れずに北アルプスは断念。
晴れた秋の一日、日曜日に久々に扇山に登ってきた。


中央線の普通電車に乗って、扇山の登山口、鳥沢駅へ。
同じ電車で降りたのは3人だけ。

20151018ogiyama-001.jpg

9時になれば、駅前から扇山登山口へのバスもあるのだが、40分ほど待つのもなんだし、いい天気なので登山口を目指して集落をぬけて歩く。

集落内にはところどころに、こんな案内板があって、とっても親切。

20151018ogiyama-002.jpg

大月カントリークラブのゴルフ場の手前で集落とわかれて林道に。

20151018ogiyama-003.jpg

誰もいない道を50分ほど歩くと、扇山登山口のバス停だ。

20151018ogiyama-004.jpg

っと、ちょうどそのタイミングで、駅からのバスも到着。

20151018ogiyama-005.jpg

十数人がバスから降りてきた。
急に人気がでてきた山道を扇山へ。

20151018ogiyama-006.jpg

最初はダラダラと登っていき、30分くらいもすると水場に着いた。

20151018ogiyama-007.jpg

ここからは杉林の急登が始まる。

20151018ogiyama-008.jpg

九十九折のけっこう急な山道をひたすら登る。
つつじの群生地への分岐で眺望がひらけ、この景色。

20151018ogiyama-009.jpg

このあたりから、杉林が広葉樹林になり、だんだん傾斜も緩やかになってくる。

20151018ogiyama-010.jpg

やがて稜線に飛び出した。

20151018ogiyama-011.jpg

そこから5分ほど東へ稜線を歩けば、扇山の山頂。

さて、広くて平らな扇山の山頂は、山めしに絶好の場所だ。そう、扇山の山頂は山梨の秀麗富岳十二景にも選ばれている、富士山眺望スポットなのだ。

甲州からこんな富士山を見つつ、

20151018ogiyama-015.jpg

秋のお山で食する、松茸風牛鍋に、日本ワイン。

20151018ogiyama-013.jpg

日本ワイン ジャパンプレミアム 甲州 が、この鍋にめちゃめちゃあうのだ。

20151018ogiyama-014.jpg

 この日の山めしはこちらをどうぞ
  山の松茸風牛鍋

さて、ひとしきり山めしと日本ワインを堪能したら、富士山にも雲がかかってきたことだし、下山しますか。

20151018ogiyama-012.jpg

っと、山めし道具を片付け始めたところに、若い男子二人組みから声をかけられた。

 “も、もしかして・・・山めしの ・・・ブログの・・・?”

 “あっ、山めしのげんさんです・・・”

以前から、山めし礼讃を読んでいただいていたそうで、本も買っていただき、この日がなんと、山めしデビューなんですと。

ピッカピカのチタンフライパンに、すのこの入ったメスティンを持ってこられていてたまげました(笑)

一緒に記念写真に収まり、またの再会を約して、下山開始。

20151018ogiyama-016.jpg

稜線の分岐を再び、鳥沢方面へ。

20151018ogiyama-017.jpg

あとは急坂をどんどこ下り、下り、下り。

20151018ogiyama-018.jpg

ちょうど、登山口まで降りてきたのが、12:40。

20151018ogiyama-019.jpg

13:20の鳥沢駅発に乗りたいのだが、この時点でコースタイムとほぼ同じ。

いけるのか?

さらにペースを早めて、ゴルフ場の横の林道を駆け抜け、集落に出て、中央道をくぐり、あと5分・・・

甲州街道をつっきり、鳥沢駅の改札に駆け込んだときに発車ベル。

そのまま歩道橋をダッシュで上って下って、鳴り終わった瞬間に電車に突入。
いや、最後まであきらめなくてよかった。

滝のように吹き出る汗に閉口しながらも、無事予定通りの電車に乗れて一安心。
あとは、読書をしながら家路へとつくのであった。