この夏、ふたたびスイスアルプスに挑戦してきました。
今回は、スイスアルプス3回目、初の4,000m超えにもチャレンジ。

しかし、そこに至るまでには幾多の困難を乗り越えなければたどり着かない、試練の道でありました。。。
今回は、スイスアルプス3回目、初の4,000m超えにもチャレンジ。

しかし、そこに至るまでには幾多の困難を乗り越えなければたどり着かない、試練の道でありました。。。
今回はスイスアルプスも3回目、手配もある程度こなれてきて、楽勝かと思いきや・・・
急遽休みの直前に入ってしまったニューヨーク出張から戻り、中1日で出発ということで、装備もパッキングも前週には入念にしていたにも関わらず、メールボックスには無情のお報せが。台風によりフランクフルト便はフライトキャンセルになり、お先真っ暗・・・
その夜から7時間、コールセンターに電話をかけ続け、ようやく明け方4時に繋がる。
大変な混乱の中、ANAのオペレータさんはとても丁寧に、親身になって対応していただき、元々のフライトの深夜便から遅れること12時間、ロンドン行きの便を手配いただき、翌朝羽田へ。ロンドンまでの長いフライトの後、5時間トランジット待ちして、スイスのジュネーブ空港に辿り着いたのは深夜。
空港近くのホテルに転がり込み、とりあえず寝る。
翌朝、夜明け前に起きて、スーツケースを転がしながら重いザックを背負い、再びジュネーブ空港に隣接しているスイス鉄道の駅へ。
未だ窓口も開いていないので、自動販売機でツエルマットまでのキップを買い、列車に乗り込む。
やれやれ、やっと山に行ける!

安堵感と共に、山への憧れがふつふつと沸いてくる。
そろそろ乗り換えだな、と駅と時間を確認しようとして、スイス鉄道のアプリを開いたら・・・

乗り換え駅のVispから、Zermatt駅までの列車がキャンセル?
なんと嵐により、鉄道が通行止めになっているらしい・・・
ええっ~ どーする、どーすんの??????
Vispの駅で降りて、駅員さんに聞くと、振替輸送のバスがあるから駅前から乗ってくれとのこと。
急いで駅を出て、目の前にいたバスの係員さんに行き先を確認し、荷物をトランクに入れて乗り込む。
いいや、なんてこったい・・・
満員御礼のバスに揺られること30分あまり、Zermattの一駅手前の駅までバスに乗って、そこで再び列車に乗り換え。
ようやくZermattに辿り着いたときには、ほっとした。

まだ11時を回ったところだったのでチェックインはできないが、駅近くの予約してあるホテルに行き、山へ行く装備をリパックして、スーツケースを預かってもらう。
一息つくまもなく、そのままザックを担いでゴルナーグラート鉄道へ。
キップ売り場で、係りの女性に、「こんな天気なのに乗るの?」と言われ、山のライブカメラまで見せてくれたが、「行かねばならないんです」とキップを買い、ゴルナーグラート鉄道に乗り込む。
発車したゴルナーグラート鉄道は、日曜日の稼ぎどきなのに、折からの悪天候でガラガラ。

このまま、標高3,000m近くまでこの電車で上がるのだ。
車窓から見えるはずのマッターホルンもご覧の通り、雨雲に覆われ。

景色もほとんど見えないので、とりあえず、買い込んだサンドイッチを食べて腹ごしらえ。

高度が上がってくると、どんどん寒くなり、雨具の上下を着込んで準備。
そろそろですな。

終点のゴルナーグラートの手前の駅、ローデンボーデン(2,815m)で下車。

駅舎の横に、避難小屋(?)兼、トイレの建物。

駅前から、右に降りて行くと、逆さマッターホルンで有名なリッフェルゼー、左に行くと、ゴルナーグラートの頂上。

小雨が降っており、ザックカバーをかけて、歩き出す。

ときおり、雲間からこんな景色も。

長旅に疲れたカラダにムチ打ち、ひたすら登って行く。
霧の向こうに、ゴルナーグラートの建物が見えてくると、ほどなく終点駅。

ここからさらに上がっていくと、

建物の上に、ゴルナーグラート展望台(3,089m)だ。
ローデンボーデンからここまで、地図上のコースタイムで1時間だが、40分ほどで登ってこれた。長旅の疲労を考えると、まずまずのウォーミングアップ。

風雨で誰もいない展望台。しばし心の目で景色を眺める。
(本当はこんな景色が広がっているはず)
ツエルマットから逆さマッターホルン絶景トレッキング! (2018年の記録です)
なぜにこんな風雨のさなかに、3,000までわざわざ上がってきたかというと、この2日後に予定されている、人生初の4,000m超えのチャレンジのため、高度順化をしておくように、と言われており、日本からの怒濤の長旅の後、休むことなく、登ってきた次第。
さて、そろそろ寒くなってきたので下りますか。

ときおり雲間から顔をだしてくれる景色に癒やされつつ、ローデンボーデンへ向けて下っていく。

多くの人が歩くコースなので、踏み跡はしっかりしており、要所要所に標識もあって、迷うこともない。

懐かしい、リッフェルゼーからリッフェルベルクへの道まで降りてきたら、ローデンボーデンの駅まで登り返す。

ここにはちょっとしたフラワーガーデンがあり、いろんな高山植物が楽しめるエリアだ。

8月も下旬で、季節はちょっと遅めながら、いろんな種類の花が咲いていた。

ちょうどタイミング良く、ゴルナーグラートから降りてきた電車に乗り、ツエルマットへ引き返す。

まずは大きなスーツケースから、アイゼンや冬山の装備を出して、明日以降の山行に備えよう。
この後は、人生初の4,000m他、数日間のツェルマット近郊の息をのむような絶景ハイキングなど、登山記録を順次アップ予定です。
(果たして書く時間があるのか・・・)
急遽休みの直前に入ってしまったニューヨーク出張から戻り、中1日で出発ということで、装備もパッキングも前週には入念にしていたにも関わらず、メールボックスには無情のお報せが。台風によりフランクフルト便はフライトキャンセルになり、お先真っ暗・・・
その夜から7時間、コールセンターに電話をかけ続け、ようやく明け方4時に繋がる。
大変な混乱の中、ANAのオペレータさんはとても丁寧に、親身になって対応していただき、元々のフライトの深夜便から遅れること12時間、ロンドン行きの便を手配いただき、翌朝羽田へ。ロンドンまでの長いフライトの後、5時間トランジット待ちして、スイスのジュネーブ空港に辿り着いたのは深夜。
空港近くのホテルに転がり込み、とりあえず寝る。
翌朝、夜明け前に起きて、スーツケースを転がしながら重いザックを背負い、再びジュネーブ空港に隣接しているスイス鉄道の駅へ。
未だ窓口も開いていないので、自動販売機でツエルマットまでのキップを買い、列車に乗り込む。
やれやれ、やっと山に行ける!

安堵感と共に、山への憧れがふつふつと沸いてくる。
そろそろ乗り換えだな、と駅と時間を確認しようとして、スイス鉄道のアプリを開いたら・・・

乗り換え駅のVispから、Zermatt駅までの列車がキャンセル?
なんと嵐により、鉄道が通行止めになっているらしい・・・
ええっ~ どーする、どーすんの??????
Vispの駅で降りて、駅員さんに聞くと、振替輸送のバスがあるから駅前から乗ってくれとのこと。
急いで駅を出て、目の前にいたバスの係員さんに行き先を確認し、荷物をトランクに入れて乗り込む。
いいや、なんてこったい・・・
満員御礼のバスに揺られること30分あまり、Zermattの一駅手前の駅までバスに乗って、そこで再び列車に乗り換え。
ようやくZermattに辿り着いたときには、ほっとした。

まだ11時を回ったところだったのでチェックインはできないが、駅近くの予約してあるホテルに行き、山へ行く装備をリパックして、スーツケースを預かってもらう。
一息つくまもなく、そのままザックを担いでゴルナーグラート鉄道へ。
キップ売り場で、係りの女性に、「こんな天気なのに乗るの?」と言われ、山のライブカメラまで見せてくれたが、「行かねばならないんです」とキップを買い、ゴルナーグラート鉄道に乗り込む。
発車したゴルナーグラート鉄道は、日曜日の稼ぎどきなのに、折からの悪天候でガラガラ。

このまま、標高3,000m近くまでこの電車で上がるのだ。
車窓から見えるはずのマッターホルンもご覧の通り、雨雲に覆われ。

景色もほとんど見えないので、とりあえず、買い込んだサンドイッチを食べて腹ごしらえ。

高度が上がってくると、どんどん寒くなり、雨具の上下を着込んで準備。
そろそろですな。

終点のゴルナーグラートの手前の駅、ローデンボーデン(2,815m)で下車。

駅舎の横に、避難小屋(?)兼、トイレの建物。

駅前から、右に降りて行くと、逆さマッターホルンで有名なリッフェルゼー、左に行くと、ゴルナーグラートの頂上。

小雨が降っており、ザックカバーをかけて、歩き出す。

ときおり、雲間からこんな景色も。

長旅に疲れたカラダにムチ打ち、ひたすら登って行く。

霧の向こうに、ゴルナーグラートの建物が見えてくると、ほどなく終点駅。

ここからさらに上がっていくと、

建物の上に、ゴルナーグラート展望台(3,089m)だ。
ローデンボーデンからここまで、地図上のコースタイムで1時間だが、40分ほどで登ってこれた。長旅の疲労を考えると、まずまずのウォーミングアップ。

風雨で誰もいない展望台。しばし心の目で景色を眺める。
(本当はこんな景色が広がっているはず)
ツエルマットから逆さマッターホルン絶景トレッキング! (2018年の記録です)
なぜにこんな風雨のさなかに、3,000までわざわざ上がってきたかというと、この2日後に予定されている、人生初の4,000m超えのチャレンジのため、高度順化をしておくように、と言われており、日本からの怒濤の長旅の後、休むことなく、登ってきた次第。
さて、そろそろ寒くなってきたので下りますか。

ときおり雲間から顔をだしてくれる景色に癒やされつつ、ローデンボーデンへ向けて下っていく。

多くの人が歩くコースなので、踏み跡はしっかりしており、要所要所に標識もあって、迷うこともない。

懐かしい、リッフェルゼーからリッフェルベルクへの道まで降りてきたら、ローデンボーデンの駅まで登り返す。

ここにはちょっとしたフラワーガーデンがあり、いろんな高山植物が楽しめるエリアだ。

8月も下旬で、季節はちょっと遅めながら、いろんな種類の花が咲いていた。

ちょうどタイミング良く、ゴルナーグラートから降りてきた電車に乗り、ツエルマットへ引き返す。

まずは大きなスーツケースから、アイゼンや冬山の装備を出して、明日以降の山行に備えよう。
この後は、人生初の4,000m他、数日間のツェルマット近郊の息をのむような絶景ハイキングなど、登山記録を順次アップ予定です。
(果たして書く時間があるのか・・・)
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