八方池山荘でぐっすり眠ったあと、4時に起床。
いよいよ、雪の唐松岳への登頂だ。

さて、昨夜来の強風は・・・
いよいよ、雪の唐松岳への登頂だ。

さて、昨夜来の強風は・・・
<唐松岳のアクセスやコースタイムについては、過去記事参照>
唐松岳(春山)
まだ小屋の外は真っ暗だが、起きて八方池山荘の食堂に下り、かんたんにパンの朝食。
その間にも、まだ外はかなりの強風のようで、時折、風の唸りが聞こえる。
5:00 装備を整え、小屋の外でアイゼンを穿き、ピッケルをもって、いざ出発。
あたりはやっと明るくなってきたが、目指す八方尾根の上空は曇り。

しばらく登ってふり返ると、東の空は雲がかかってはいるが、晴れているようだ。

やっと見えてきた五竜岳。

雲がかかりながらも、姿を見せてくれている白馬三山。

晴れてくれ~ぇ と祈りながら、尾根の上部へとガンガン登っていく。
第二ケルンあたりまで登ってきたとき、天に祈りが届いたか、雲の切れ間からご来光。

あたりも急速に雲があがり、待望の青空が見えてきた。

美しい、雪の白馬三山。

不帰のキレットの迫力よ。

雪に埋もれた八方池を過ぎ、本格的な登りが始まる、

雪の斜面直登!

ほとんど人のいない、気持ちのいい雪山の朝に、気分も高揚。
五竜岳も綺麗に見えてきた。

鹿島槍ヶ岳もくっきり。

八方尾根の上部にさしかかり、傾斜は急になるが、朝の雪がよく締まっていて、アイゼンの効きもよく快適に登れる。

おお、ついに目指す唐松岳の山頂が見えた。

と、思ったら、数メートル先に、ちょこちょこと動く物体発見。
真白でまんまると太った雷鳥さん。

丸山を超え、いよいよ唐松岳への核心部。

稜線手前の、リッジに少々緊張しつつ、慎重に登っていく。

幸い、強風はやんでいたので、幅40センチくらいの雪のトラバースも無事に超え、7:00 稜線へ飛び出した。
この絶景。

どこまでも広がる北アルプスの雪の峰々にしばし我を忘れ、感動にひたる。
存分に写真も撮って、いざ、唐松岳へ。

ここからはかなり西風が強く、右側に発達した雪庇を踏み抜かないよう、注意しながら頂上を目指す。
頂上まであと少し。

あ、あの黄色い頭は・・・

8:00 唐松岳山頂到着。

360度の絶景。
白馬三山。

威厳のある五竜岳。

迫力の剣岳。

この絶景を20分ほど、じっくり眺め、8:20 下山開始。
あの尾根を下るのだ。

八方尾根の下り口までは、サクッとおり、ここからは慎重に。

両側が切れている狭いリッジは、時折吹く風が弱まるタイミングで通過。
ふり返る、唐松岳。

あとは誰もいない雪道を、どんどん下るだけだ。

八方池あたりまで戻ってくると、一番リフトで八方尾根にあがった人たちが、いっせいに登ってくる。

多くの登山者をかわしつつ、唐松岳の最後の見納めを。

そうこうしているうちに、八方池山荘とリフト乗り場が見えてきた。

10:30 八方池山荘帰還。
山荘の方に、無事下山の報告をし、御礼を申し上げてリフトへ。
春の唐松岳。
素晴らしい雪の白馬三山と北アルプスの山々に、癒された雪山歩きであった。
山に感謝。
<コースタイム>
八方池山荘 5:00 → 八方池 6:00 → 丸山 7:00
→ 稜線 7:30 → 唐松岳山頂 8:00 下山開始 8:25
→ 丸山 9:00 → 八方池山荘 10:30
唐松岳(春山)
まだ小屋の外は真っ暗だが、起きて八方池山荘の食堂に下り、かんたんにパンの朝食。
その間にも、まだ外はかなりの強風のようで、時折、風の唸りが聞こえる。
5:00 装備を整え、小屋の外でアイゼンを穿き、ピッケルをもって、いざ出発。
あたりはやっと明るくなってきたが、目指す八方尾根の上空は曇り。

しばらく登ってふり返ると、東の空は雲がかかってはいるが、晴れているようだ。

やっと見えてきた五竜岳。

雲がかかりながらも、姿を見せてくれている白馬三山。

晴れてくれ~ぇ と祈りながら、尾根の上部へとガンガン登っていく。
第二ケルンあたりまで登ってきたとき、天に祈りが届いたか、雲の切れ間からご来光。

あたりも急速に雲があがり、待望の青空が見えてきた。

美しい、雪の白馬三山。

不帰のキレットの迫力よ。

雪に埋もれた八方池を過ぎ、本格的な登りが始まる、

雪の斜面直登!

ほとんど人のいない、気持ちのいい雪山の朝に、気分も高揚。
五竜岳も綺麗に見えてきた。

鹿島槍ヶ岳もくっきり。

八方尾根の上部にさしかかり、傾斜は急になるが、朝の雪がよく締まっていて、アイゼンの効きもよく快適に登れる。

おお、ついに目指す唐松岳の山頂が見えた。

と、思ったら、数メートル先に、ちょこちょこと動く物体発見。
真白でまんまると太った雷鳥さん。

丸山を超え、いよいよ唐松岳への核心部。

稜線手前の、リッジに少々緊張しつつ、慎重に登っていく。

幸い、強風はやんでいたので、幅40センチくらいの雪のトラバースも無事に超え、7:00 稜線へ飛び出した。
この絶景。

どこまでも広がる北アルプスの雪の峰々にしばし我を忘れ、感動にひたる。
存分に写真も撮って、いざ、唐松岳へ。

ここからはかなり西風が強く、右側に発達した雪庇を踏み抜かないよう、注意しながら頂上を目指す。
頂上まであと少し。

あ、あの黄色い頭は・・・

8:00 唐松岳山頂到着。

360度の絶景。
白馬三山。

威厳のある五竜岳。

迫力の剣岳。

この絶景を20分ほど、じっくり眺め、8:20 下山開始。
あの尾根を下るのだ。

八方尾根の下り口までは、サクッとおり、ここからは慎重に。

両側が切れている狭いリッジは、時折吹く風が弱まるタイミングで通過。
ふり返る、唐松岳。

あとは誰もいない雪道を、どんどん下るだけだ。

八方池あたりまで戻ってくると、一番リフトで八方尾根にあがった人たちが、いっせいに登ってくる。

多くの登山者をかわしつつ、唐松岳の最後の見納めを。

そうこうしているうちに、八方池山荘とリフト乗り場が見えてきた。

10:30 八方池山荘帰還。
山荘の方に、無事下山の報告をし、御礼を申し上げてリフトへ。
春の唐松岳。
素晴らしい雪の白馬三山と北アルプスの山々に、癒された雪山歩きであった。
山に感謝。
<コースタイム>
八方池山荘 5:00 → 八方池 6:00 → 丸山 7:00
→ 稜線 7:30 → 唐松岳山頂 8:00 下山開始 8:25
→ 丸山 9:00 → 八方池山荘 10:30