年明け早々、年始の冬山山行へ。

20180206tengudake-011

向かったのは、八ケ岳の渋の湯から天狗岳に上がり、唐沢鉱泉へと周遊するコースだ。


<天狗岳のアクセスやコースタイムについては、過去記事参照>
 八ケ岳 天狗岳(冬山)


正月2日。
ガラガラのあずさの1番電車に乗り込み、茅野駅へ。

そこから、渋の湯行のバスに乗り込み、渋の湯へ。

20180206tengudake-001

ツルツルに凍った路面に気をつけながら、登山口へ。

20180206tengudake-002

すぐに、登山口の登山計画書ポストが見えてくる。

20180206tengudake-003

ここで、計画書を提出し、ヒンズースクワットで準備運動。

そして、CASIO PRO TREK Smart を起動。

20180206tengudake-004

今日は、山行記録をこれでつけてみる。
記録スタート。

20180206tengudake-005

橋を渡って、山に入っていく。

20180206tengudake-006

ずんずん雪道を歩き、

20180206tengudake-007

身体がやっと暖まってきたころ、尾根に出る。

20180206tengudake-008

木漏れ日にウキウキしながら、冬山の澄んだ空気を吸いつつ、気分よく登っていく。

20180206tengudake-009

ひと汗かいて、2時間ほどで、黒百合ヒュッテに到着だ。

20180206tengudake-010

小屋前のベンチで、アイゼンを穿き、ストックをピッケルに持ち替える。

さっきまでの穏やかな天気は、このあたりからゴーゴーという風の音に変わってきた。。。

中山峠を過ぎ、

20180206tengudake-011

青空に一縷の望みをかけながら、東天狗岳の稜線へとりつく。

台地にあがると、東天狗岳と西天狗岳が見えたが、上空の雲の流れは早回しのフィルムを見ているような速さで、西天狗の上にあるのはちぎれ雲か、はたまた雪煙か。

20180206tengudake-012

ある程度、山頂付近の天気はよくなさそうだと知っていたのだが、青空があるからには、行ってみよう。

稜線に取り付き、振り返る。

20180206tengudake-013

うーん、佐久平のほうは晴れているのだけれどなぁ。

ガシガシとアイゼンをきかせて斜面を登り、

20180206tengudake-014

強風に備え、ハードシェルのフードをしっかり被り、ネックゲーターをあげて、岩稜帯に入っていく。

20180206tengudake-015

やがて、山頂の標識が見えてきた。

20180206tengudake-016

残念ながら、山頂付近に青空はなく、

20180206tengudake-017

誰ひとりいない、山頂。

20180206tengudake-018

まったく展望もないが、山頂は山頂だ。

20180206tengudake-020

南八ヶ岳のほうを見るも、ものすごい勢いで飛んでいく雲と、舞い上がる雪煙だけ。

20180206tengudake-019

本来の予定では、ここから西天狗岳に登り、山めしランチでも・・と考えていたのだが、西天狗山頂付近も、強風に翻弄されているので、予定変更。

20180206tengudake-021

西風を真正面から受ける西天狗岳と西尾根を断念し、黒百合平へ引き返す。

20180206tengudake-022

急降下の雪斜面を慎重に下り、

20180206tengudake-023

黒百合ヒュッテまで戻ってきた。

20180206tengudake-024

黒百合平からの登り始めは何組かのパーティが後続していたのだが、下りに誰もあわなかったので、結局みな引き返したらしい。

しょうがないので、風のあたりにくいところで、山めしランチ。

20180206tengudake-025

冷え切ったカラダに、アツアツのカレー味がしみわたる。
(レシピはこちら シーフードカレーうどん

二品ほど作って、ひとしきり山めしランチを堪能し、お腹も心も暖まったら、唐沢鉱泉へ向け下山開始。

20180206tengudake-026

渋の湯から登ってきた道を、唐沢鉱泉分岐まで下り、

20180206tengudake-027

ここから、左に折れて、唐沢鉱泉を目指す。

20180206tengudake-029

これくらい下ってくると、ちらちらと日が射し、

誰もいない雪道をくだりきったら、唐沢鉱泉の源泉付近に出る。

20180206tengudake-030

ほどなく、唐沢鉱泉の建物が見えて、

20180206tengudake-031

唐沢鉱泉へゴール。

20180206tengudake-032

GPSも正確に、ゴールしていた。

20180206tengudake-033

ここで、本日の記録終了。

20180206tengudake-034

すると、

20180206tengudake-036

おおっ! あとは自動で記録が転送されるのね。

唐沢鉱泉の女将さんに挨拶して、部屋に通され、スマホの電源を入れると、

20180206tengudake-037

CASIO PRO TREK Smart から、データが自動転送され、本日歩いたコースがマップ上にトレースされる。

そして、山行記録も。

20180206tengudake-038

ふむふむ、中山峠から、40分で東天狗山頂まで登っていたのか。
しかも、下り、20分ほどしかかかってないし。
(きっと腹ペコだったから・・笑)

そして、あの寒さの中、黒百合平で、なんと1時間あまりも山めしランチしていたのだ(驚)

20180206tengudake-039

これ、なかなか便利。


今年の登り初めは、またまた強風の洗礼を受けるはめになったが、山めしランチもして、雪山をたっぷり歩いて、いい雪山山行だった。

あとは、ゆっくり唐沢鉱泉のお湯につかって、ビールにしますか。


【CASIO PRO TREK Smart】
 [カシオ]CASIO スマートアウトドアウォッチ プロトレックスマート GPS搭載 WSD-F20-RG


※CASIOのプロトレックスマートは、先日アウトドアアンバサダーのイベントに参加して、その後のモニターとして貸し出していただいているものです